artist file C伊藤武文(Takefumi Ito)


レトロでモダンなデザイン
伊藤武文 伊藤武文さんの型染めは
日本的な色遣いをしていながら
伝統に縛られない大らかで
温和に澄んだ造形を保っている。
大地の深みとむすびあうごとく野に生き
陽光と風と水を友とする創作姿勢から
童唄の聞こえてきそうな微笑ましくも
存在感ある絵が生まれる。
伊藤武文


美 生きることの本然
 
だれの足元にもあるものを見つめる
だれの目にも映るものを描く
自然のうちに ひそかにしまいこまれてあるものに
心を動かされ 手を働かせる
伊藤武文という 生きることの本然を願う人のなかに
育まれてきた美は そうして生まれる
さもなく しかし たゆまず
平静に生きることのうちに
伊藤武文 略歴
 
静岡の紺屋に生まれる
柳宗悦の説く民芸運動に共鳴し、
自らの進むべき道を見いだす。
麻や木綿の型染めに独自の道を拓き
太陽と風と水を友に創作をおこなう。


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