1923 |
東京都渋谷に生まれる。父・斌(あきら)は小説家にして染色研究家。植物染料による染色を始め、それを初めて「草木染」と名付ける。青樹は幼いころから絵が好きで十二歳で日本版画協会展に出品した作品が入選。日本画を野田九浦と宇田荻邨に師事する。 |
1946 |
長野県佐久郡前山村に父、斌とともに月明手工芸指導所を設け、草木染研究所を併設する。 |
1956 |
群馬県高崎市に草木染研究所を移す。本格的な草木染一筋の生活に入る。 |
1971 |
インドの染料植物の調査のためインド各地をめぐる。以後も南米、東南アジアの諸国を訪ね染色を調査。 |
1977 |
群馬県重要無形文化財に指定される。 |
1980 |
東京国立博物館大講堂にて講演「草木染について」。 |
1983 |
黄綬褒章を受ける。 |
1986 |
日本画院幹事。この年、世界で初めて単独の植物による緑色の染色(若葉染)に成功。 |
1988 |
東京国立科学博物館にて「草木染展」。 |
1995 |
フランス「国際ウォードインジゴ会議」にて講演。作品を出品。 |
1999 |
古代の藍色である山藍による緑色染を発見。 |